あなたは、空室対策のキホンの考え方をご存じですか？
ただなんとなく空室対策をしていませんか？

 

家賃をさげ、リフォームもしたのに空室がうまらないワケは空室対策のキホンを知らないことにあるかもしれません。キホンをおさえて戦略的な空室対策をしなければ、おカネがとんでいくだけの対策になってしまいます。

出費は最小限で、収入は最大限の経営をするためには、まず空室対策について考えることが大切です。

 

そこで今回は、空室対策の重要な２つのポイントをご紹介します。

 

目次

１、 自分の物件を知るための４STEP
空室対策は自分の物件を知ることから
STEP１｜立地を知る
STEP２｜ライバル物件を知る
STEP３｜家賃相場を知る
STEP４｜入居者目線で自分の物件を知る

２、 家賃をさげるor物件価値をあげる
家賃以上の価値を提供する
家賃以上の価値を提供するワケ

 

１、 自分の物件を知るための４STEP

 

 空室対策は自分の物件を知ることから

空室対策は、まず自分の物件を知ることからはじめます。自分の物件の強みと弱みを知りましょう。

就職活動で、「あなたの強みはなんですか」という質問がありますよね。入居者も物件を探すとき、物件の強みを見ています。大家さんは、入居者という面接官にどうアピールするかを考えましょう。

 

STEP1｜立地を知る

駅から歩いて何分かかるのか、スーパーやコンビニ、学校、病菌、飲食店など生活する上で必要な施設があるのかをチェックしていきます。駅から遠くても、学校から近ければファミリー層をターゲットにできます。自分の強みはどのターゲットに活かせるのかを調べましょう。

 

 STEP２｜ライバル物件を知る

近隣にあるライバル物件の数や空室状況、ターゲットを知りましょう。空室状況は、カーテンの有無や郵便受けをみればわかります。そのときに、ライバル物件の強みと弱みをさぐりましょう。強みはマネすればいいのです。弱みは教訓として、自分の物件に活かしていきましょう。

 

STEP３｜家賃相場を知る

家賃は「HOME’S」や「SUUMO」などのポータルサイトをつかえば、カンタンに知ることができます。家賃以外に、条件もわかります。自分の物件と環境、間取り、築年数が似ている物件を特に注意して見てください。

 

STEP４｜入居者目線で自分の物件を知る

実はこのSTEP４が１番大切です。入居者目線で自分の物件を見てみることで、新たな発見があります。ではどうすればいいのか。カンタンです、空室に住めばいいのです。

実際に住んでみることで、隣の壁の音やエレベーターのにおい、ちょっとしたシミなどが気になってくると思います。思ったより収納スペースにモノが入るなら「収納スペースが充実」の強みがみつかります。住むことで、カンタンに強みと弱みを知ることができます。

 

２、 家賃をさげるor物件価値をあげる

 

 家賃以上の価値を提供する

空室が埋まらないと悩んでいる大家さんにお聞きします。

「あなたは家賃以上の物件を提供していますか？」

入居者は家賃以下の物件には近づいてくれません。大家さんは、常にこの質問を自問自答してください。

 

家賃以上の価値を提供するワケ

では、なぜ家賃以上の価値がないと入居されないのでしょうか？そのワケを理解するために、経済学の「限界効用価値」をご紹介します。

 

限界効用価値説とは、人間は価格以上の価値を感じなければお金を払わない、という説です。

 

例えば、あなたが脱水症状で水分がないと死んでしまうばあい、500mlのジュースに２万円だしても惜しくないはずです。それは２万円以上の価値があると思って「ジュースを買う」という行動をしたからです。

では水を大量に飲んでお腹がタプタプになっているときに、500mlのジュースに100円払いますか？払いませんよね。それはジュースに100円以上の価値がないと判断している証拠です。

 

このように人間は自分にとって商品が価格以上の価値があると判断したときに商品を買います。家賃以上の価値を提供することで入居者は集まってきます。おトクな物件に改革することがカンジンです。

そのため、入居者を集めるためには価格自体を下げるか、物件価値をあげるか、この２択になります。

 

▼今回のまとめ

今回は空室対策のキホンとなる考え方をご紹介しました。

空室対策はまず自分の物件を知ることからはじまります。

STEP１	立地を知る
STEP２	ライバル物件を知る
STEP３	家賃相場を知る
STEP４	入居者目線で自分の物件を知る

 

人間は、価格以上の価値があると判断したときにしかお金をだしません。家賃以上の物件価値を提供しなければいけないのです。

そのためには、この２択になります。

選択１	家賃を下げる
選択２	物件価値を上げる

 

家賃を下げるのはカンタンですが、リスクも大きいです。物件価値をあげて空室対策するのがオススメです。

 

さいごに

家賃を下げたくない方は、物件価値を上げなければいけません。しかし、どうやって価値を上げていくかわかりませんよね？

アパルトマンでは、無料でご相談を受けつけています。空室対策に悩める大家さんはぜひアパルトマンにご相談ください。

 

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