
これまでも、リフォームやリノベーションなどで空室対策事例をご紹介して参りましたが、今回より、空室発生から成約に至るまでの対策講座を詳しくお送りしたいと思います。
来年の転居シーズンに向けて、空室対策を本格的に進めてまいりましょう。
今回は、入居者募集編として、まずは市場の中の物件を良く知り、そのなかでどうアピールしていくのか、少しでもご参考頂ければと思います。
▼目次
1.まわりにどんな物件があるのかを知る
2.物件資料力・写真力にこだわる
3.ホームページ、WEB 対策を充実させる
|1.まわりにどんな物件があるのかを知る
単身、ファミリー、様々な物件をお持ちのオーナー様がいらっしゃいますが、今、どんな物件が市場に出ているのか、ご自身の物件より勝っている物件はどのようなものか、ご存じでしょうか。
空室が発生したら、まず周辺の物件事情など、『相場調査』をすることが第一です。
競合物件をピックアップしたら、大きく分けて次の 3 ポイントに注目して比較してみましょう。
(1)賃料や礼金などの契約条件、(2)広告料、(3)設備です。
まず、(1)(2)についてですが、賃料や広告料の相場についてはどのオーナー様もよく聞かれるお話だと思いますが、やはり相場調査においては同等物件と条件の面で大きな差はないか予め調べることが大前提となります。
続いて(3)です。
物件の条件で、立地や構造などは後付けで変更することはできません。
ですからそういったところで競合物件に負けてしまっている場合は、(1)(2)のような条件面での調整以外に、付加価値をつけることで特徴付けることができます。
競合物件にあって、オーナー様の物件にない設備は何でしょうか?
照明、温水洗浄便座、モニター付インターホンなど … 考えられるポイントはいくつか出てくると思います。
それを効果的にプラスできるよう、競合物件の仕様を参考にしましょう。
|2.物件資料力・写真力にこだわる
入居者が最初に物件にふれるのは、物件資料やインターネットなどの物件情報ですね。
条件で絞り込まれたあとは、何が重要でしょうか。
第一印象は 7 秒で決まると言われるように、資料やネット上の写真で「いいかもしれない」と思わせることが出来れば、より現地を見てみたいという入居者の興味に繋げられますよね。
下の写真を見てもわかるように、写真 1 枚をとっても、部屋の広さや明るさの感じ方には大きな差が出ます。
さらに物件資料では、写真だけでなく、あわせて周辺施設情報や設備のアピールポイントなどを効果的に盛り込みましょう。
どれだけ入居者に入居後の生活をイメージさせることができるかがポイントです。
■写真の重要性■
・デジカメ撮影
・一眼レフ撮影
同じ部屋でもこれだけ雰囲気の感じ方に違いが出ます。
|3.ホームページ、WEB 対策を充実させる
今ではお部屋探しはインターネットが主流で、仲介業者の営業力に頼るところが弱くなっているのが現状です。
入居者の多くはホームページやソーシャルネットワーキングサービスを通じて物件情報を得るということをお部屋探しの第一歩としているのです。
ですから、室内の様子がわかりやすいきれいな写真を使う、説明文をできるだけ詳しく、見る人に有益であろう情報をたくさん詰め込んでおく、などそのページがひとり歩きして第 2 の営業マンとなってくれるような工夫が大切ですね。
当社でも入居者向けのホームページを公開していますが、管理させて頂いている物件だからこそ、より写真やコンテンツにこだわって、エリアを問わず入居者様や仲介業者様のお部屋探しの手助けになるように日々改善しています。
■アパルトマンエージェントの入居者向け HP■
「アパナビ」と「武庫之荘生活」
|さいごに・・・
入居者募集に困っている、空室対策に悩んでいるなど大家さんには多くの悩み事があると思います。その悩み事、ぜひアパルトマンにご相談ください!
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